店の名前にもなっている富倉そばと言う名前は
どこかで聞いたことがあるような気がしたので
インターネットを使って調べてみると
長野県飯山市富倉と呼ばれる地域に伝わる蕎麦の事で
その味の秘密は、蕎麦のつなぎの部分に
山ゴボウ(オヤマボクチ)の葉の葦毛(葉の繊維)を使用し
その独特の食感とのど越しの良さから『幻のそば』と呼ばれています。

※長野県飯山市富倉位置情報はこちら。

今回行った、奥信濃幻の蕎麦処　富倉そば支店は
富倉地区では無く、飯山駅や千曲川に近い場所だった為
店内では沢山の客が、富倉そばを食べていました。

注文後、10分ちょっと経った頃に
今回注文したもりそばが目の前に来たので
早速蕎麦の味を確かめる為、麺だけで頂くと
麺の腰と風味が強く、10割蕎麦のような麺の味の濃さと
10割蕎麦には無い良いのど越しを感じます。

だしも、麺の強い味に合わせて濃い目かな？と思い
今度は麺つゆにつけてそばを頂くと
塩味とだしの味がしっかり出ていて
麺の強い味に負けない位、濃いだしの味がしました。
ちょっぴり塩辛い気もしますが
濃い味のする富倉そばとの相性は良く
最後まで美味しく頂きました。

ちょっぴりいい値段ですが、長野県北部に行く機会があれば
一度試してみる事をお勧めします。